生うふ帳

まきおちゃんが好きです。

だって、

「がんばってる女を見るとからかってやりたくなる」おヒゲの医学博士ですよ。

「そんなにがんばるなよ。ちょっと気ぃぬけよ」ってことらしい。

と言いつつ、ご自身は学生と一切接触を持たないハードボイルドさん。

そのくらいのかたでないと、

チアキちゃんの伴侶にはなれませんね。

女房になる女の家にひとりでいって、林檎と馬鈴薯をハライッパイご馳走になって、

何も言い出せず帰ってくるまきおちゃん。

超・遠距離結婚を楽しむまきおちゃん。

こんな夫婦をみると、ホントいいなあって思います。

チアキちゃんが自分のこと「天女」って言ったとき、

世間はこぞって揶揄してましたけど。

なに見てんだろ。

あの笑顔、天女以外のなにものでもないじゃんか。

口惜しかったら全身整形でもして宇宙までいってみたらいいんだわ。

女の表皮にばっかりこだわる男なんか

自分の手ぇ汚さないで、こつこつ努力もしないぐうたらに決まってるのよ。

・・・・なあんて、まきおちゃんは絶対言わない。

「女房は普通の女の人が持っていないものを持っている、

というんじゃないんですよ。

普通の女の人が持っているものを全く持ってないんですね。

『空っぽ』でいること。これは勇気いると思いません？ 」

チャレンジャーの爆発事故のあとにチャレンジするチアキちゃんは、

「いつか人間は死ぬものですから」

ってさらっと言っちゃうんだ。

「日本では女性が「思う存分」活躍できるようになんかなってないの。

なにしろ男が全然変わんないんだから。

女性が活躍できるようになってもイイと男は一応言うけど、

あくまで「ホドホドに」活躍してくれっていうこと。

「思う存分」活躍するのは、自分とは無関係のところでして欲しいということですよ。

　「思う存分」活躍したい女性に一つだけアドバイス。

1人で頑張るのはやめなさい、強い味方を1人だけ手に入れておくことですよ。

旦那さん、もしくはオフクロさん。

何もかも自分でやるなんて無理なんだから、だったら家族の中に強い味方を手に入れておくにかぎる」

まきおちゃーん。それが難しいんです。

だいたい、わたしなんて、活躍しようっていう気持ちすらなかったです。

もってみよう。これからだって、もってもいいんだ。思うぞんぶん！

チアキちゃんみたいに、かっこいい女にはかっこいい男が寄ってくるんだなああああ。