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今日は天照、疲れて7時半に寝ちゃったの。


だから兄の月読に


「寝るまで、月の好きなことしようか」って誘ったのです。


月のリクエストは




「おはじきーーーー!!」




人妻ナツコの、ろすとばあじん物語-CA3H08270001.jpg


いっつもコレなの。


なんで、どこがそんなにイイのかなー?



ひとしきりおはじきに興じたあと(もちろん負けてあげた)、


寝ながらお話。


畳をかさかさしていた月、


「ねえ、まま?なんでこうやって畳を手でさーっとすると、熱いの?」


おお、いいこと発見したね。


それは摩擦っていうんだよ。


なあんてことを話しつつ。


耳かきしてあげたりしながら彼は眠りに落ちていきました。



今日も熱、出なかったね、残念。


でも明日からプールだから。ね。



天照ちゃん・・・


いいんだよ、いくらゲボ吐いても。


汗かいたら着替えしようね。


何度したっていいよ。



でもね。


そのたんびに、タンスひっくりかえして


アレ着る、コレ着る、


コレにコレを合わせる、


そうじゃなくてやっぱりこっち、


とかデート前の女の子がするファッションショーを繰り広げるのは、やめようよー・・・



ものすごい小さい頃きてたしかも冬のコートとか


急に思い出してそれを着るとかいうし・・・・



寝るときの服なんてなんでもいいじゃんか・・・


おかーさんの100倍、女の子だ。




熱下がらないなあ。


アデノウイルスかな、眼も赤いし。


だとしたら1週間覚悟ですな。



熱でたよりない子どもの泣き顔って好き。


泣き疲れて眠る、頬にへばりついた髪の毛が好き。


久しぶりにくちびるにちゅうしてしまった。

愛の技巧

人妻ナツコの、ろすとばあじん物語-CA3H05620001.jpg

この世の果てでも

すぐ隣のご近所さんでも

誰かが誰かを大切にしている姿が好きです。

あまり情熱的すぎるのは困る、

息切れしてしまうから。

過保護過干渉、もっと困ります、

それは苦しみしか生みだない。


柔らかく静かに途切れることなくなだらかに。


子どもちゃんと同じ会話を何度も繰り返すお母さん


壁にぶつかっている教え子を遠くから
見つめて待ち続ける教師


好きなものの生きる様子を見つめるその姿


大切なものをもつ人の姿





好きです。

それが私の大事なひと、

好きなひとなら

なおさら嬉しい!




必死になると疲れてしまうから
できる分だけさり気なく愛したい。


しまい込んでいたのを

久しぶりに出してきた

フランスアンティークの時計

オニキスとぷらちなのリング


どちらも昔むかし夫が贈ってくれたもの。


大切にしているよ

って伝えておきたい。


半分テクニックだけの

生活上の手段だとしても

それで義母も夫も子どもたちも

喜ぶならそれでいいの。

愛してる大事ですと嘘をつくのは

今でもあなたが大切だから。

傷つけるのは一度だけでいい、

皆が嬉しい

皆が充足している

そうなることがわたしの喜び。


もちろんその中に私も含まれています。

他人のためになんか生きられないよ、

わたしはわたしの喜びしか知らない。

わたしは嬉しい

わたしは充足している、

水面にひろがる輪のように

充足が充足を呼び

消えては生み出していけばいい。


大事なひと、いますか?

心をこめて大事にしていますか?

はいって答えてくれたら

ナツコさんは何だか泣けてきてしまうのです。

人妻ナツコの、ろすとばあじん物語-CA3H05630001.jpg

休みの朝の状況。


明け方4時、娘天照が「ママー、ナンダカオシリガヌレテル」


俗にいうおもらしってやつだねい、はいはいはい・・・


きれいにして服を着せようとすると


「ソノオズボンジャイヤー!!!!」


わかった・・・わかったから、そのカン高いキンキン声で叫ばないでおくれ。


もうぱんつだけでいいからママのとこにおいで、ねよう。


「イヤー!!オキル」


いやー、まだ4時だからさ・・・・ばあちゃんち行けなくなるよ・・・(マルコメコム)


娘とぬくぬく寝るのもつかのま、


5時、


「ママー、ぼくのアレどこやったのっ?!」


アレってなんですい?


「だからぁ!アレ!!!アーれー!!」


ちょ、ちょっとまて、その辺天のおしっこがある・・・


「エーーーーーー!!おしっこ!うえッ!きったな!」


「キタナクナイモン、オモラシシチャッタダケダモン」


「おしっこー!おしっこー!」


・・・・うるせえ。


あのね、じゃあこのお布団片付けるからね、どいててね。


「ママー、オキガエスル」


うん、ちょっと待って、まずおしっこ片付けるね


「まぁまぁ!だからぁ、ボクのオレどこってきいてんの!!!!」


だからあ、あれってなにか聞いてんのお。


「ママー、スカートガナイー」


・・・先に着替えさすか・・・はい、じゃあこれ・・・


「コレジャイヤー!アノピンクでオネエサンノヤツー!!」


あれ、洗ったよ・・昨日きたから・・


「ヤダー!!!ヤダー!!」


みてごらん!ほれ!まだ濡れてるでしょ?


「・・・・ジャア、コレ」


はい、だからね、そこおしっこだから、どいてください


「まぁまぁってばああああ!!ボクのヤツどこやったのっ!!!!」


何の事だか聞いてるでしょ。どこから持ってきたの?


「ガッコに決まってるじゃん!牛乳のフタだよ!」


あー、牛乳瓶のフタね・・・・月読、きのう握りしめて寝て、シーツにばらまいてたから


「ええ!どこ?」


だからぁ、ここね、おしっこがあるから、まず片付けるから



「ボクの大事なのにおしっこついちゃう!!」


「オカアチャン、オキガエデキタ」


「オカアチャン、オナカヘッタ」


「オカアチャン、カミノケムスンデ」


「オカチャン、オリボンガナイ!」


「オカアチャン、オナカヘッタ」


「まま、どこ?ねえ、ボクのアレー!!」


「オカアチャン、コレナニ?」


あああ、開けなくていい!今日宅急便でおくるのに用意したのだから


「ナンデ?ナニスルノ?」


だからあああああああ、ここ、おしっこだからあああああ!!どいてええええええ!!


「ままー、ボク、手に持ってた」


「オカーチャン、オリボンアッタ」


「ままー。おなかへった」


「オカーチャン、カミノケムスンデー!!」





うるせえええええええ!!!

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