生うふ帳

ナツコさんねー、日曜日、３８度お熱があったのね。

で、午前中ほとんど起き上がれなかったのです。

コドモたちは二人でなんやらかんやらと遊んでいてくれました。

この日、息子・月読と約束があったのね。

イイモノ買ってあげる、って。

月は一週間、それを楽しみにいてたのです。

でも、熱。

しかも雨。

うちには車がない。

おしょん（夫）はいつもいない。

・・・・い、行きたくない・・・・

ひとりで自転車でささーっと買ってくるならまだしも、

まだ４歳のぐずぐず娘・天照もつれて

風邪で雨の日の徒歩買い物は・・・・

やだー。やだよおおお。まま、やだよおおおお。

ちょっと情緒不安定になっていたナツコさんはヤダヤダと畳に寝転んで

ジタバタしてしまいました。

それを見た月、

「もういいよ、ぼく待ってるよ。一緒に行くなんて言ってないじゃん・・・行きたいけど・・・」

と言い放ったのですね。

・・・・これで約束破ったらオトナじゃない。親じゃないっすよ。

だって天照はまだお留守番できないんだもん。

月だけ待ってるなんてそれは残酷だ。

というわけで、歩いていきました、買い物に。

「兄妹ではじめてのおつかい」、

ママは本当はいないのね、っていう設定でけっこう楽しく歩きました。

で、買ってきた「イイモノ」。

なんでしょーか？

じゃーん。

石の標本でした。

これが欲しくて欲しくてたまらなかった月読。

ナツコさんもそういう子どもだったので、

痛いほど楽しみにしていた気持ちがわかるのー。

天照には絵本、

それこそ図書館で何度も何度もかりて読んでいたのでプレゼント。

このバムとケロシリーズは全部そろえてもいいな。

結果、３８度は４０度近くまであがったのですが

まあ良かった良かった。

今は３８度にまた戻りました。

すっごくラクに感じますです。

母と息子は趣味があうのです。

今日、月がかりてきた本、

「妖怪の大常識」。

・・・・ちくしょう・・・面白いじゃねえか・・・