生うふ帳

つくりださないと生きられないひとがいて、

それを見るのが好きです。

わたしは絶対作り出せないから、

いつだって高みの見物だから

生みの苦しみなんぞ知らない。

言いたい放題よ。

やりたいことないとか、

もうできないとか、

そんなんじゃないとか、

照れ隠しでも言ってほしくない。

諦めるのいやんです。

腐るならやってやってやってやって

底無し沼のどろどろを肺まで吸い込んで

よおく味わって飲み込んで

それから沈んでいけばいいよ。

わたし沼のふちで見てる。

知らないひとだけど。

ぜんぜん知らないひとだけど。

きっとこれだって読まないと思う。

仮に読んでもあなたへ向けてるって気づかないと思う。

それだけの関係性もないからです。

わたしはただ見てるだけ、手も出さない・・・出せない。

おせっかいはわたしの身上です。

諦めてないの知ってます。

停滞もいいし

後退したっていい、足踏みだっていいから、

やめないでよ。

生きてるのやめないでよ。

腐っても生きてて。

なんでもいいからやめないで。

頼むぜ。