Author:菫
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昨日ね、子らと一緒にショートケーキ作りしたのです。
月も天もふたりとも夏生まれで、お誕生日には苺がなくて、
どうしても葡萄とキウイとか無花果のケーキになっちゃう。
春生まれのナツコさんとしたら
苺がないバースデーケーキ!!ってびっくりする。
なので苺ちゃんケーキ。
今苺最終値だし、んねー。
のせのせ、どっちも子どもの手ね。
デカイの、二人とも。
でけたー。
ちょこんと載ってるのは、月読がとってきてくれたミントの葉。
BFに聞かれたの、
子どもってどんな存在?って。
んーと、何となく生んだからね、
あと、ナツコさんね、
あんまり「ああ!愛しのわが子よ!」って思えないの。
うっとおしくて、面倒くさくて、早く家でてかないかなーって思ってる。
でも、この子たちは希望の香なの。くんくん。いいにおい。
もしかしたら乗り越えられるかもしれない。
できないかもしれない。
駄目ならだめで、甘いもんでも食べて休憩だ。
ちょっとでもラクになったら、ラッキーだよねえ。
子ども、いてもいなくてもいい。
子どもがいなくちゃ幸せになれないなんて思えない。
だってねえ、ほんとねえ、大人の楽しみの邪魔ばっかりしてさ。
でも、まあ、妊娠してせっかく生んだから。
洗濯機に、今日はなにが入ってるかな?って楽しみなんだ。
月読のポッケからこぼれ出る彼の世界。
ボルト、牛乳瓶のフタ、小さな真っ黒なすべすべの石、
自分で書いた迷路の絵、ネジ、クリップ。
蝸牛まで一緒に洗ったこともあったっけ・・・・
天照はクラスの誰が休んだか毎日報告してくる。
「**くん、やっと今日きたんだよ!」
「**ちゃん、またお休みだったの。どうしたのかな・・・」
夜になると毎日きく、
「ねえ、まだほいくえんにいる子、いる?
もうお母さん迎えにきた?
・・・・何して待ってるのかなあ、こんなにお外真っ暗なのに・・・」
おかーさん、君たちのこと、大好き。
かわいい。
だからさ、うまいこと家でてってほしいなーって今から思っちゃう。
おかーさんはたまに、たまーに帰ってくる場所。
友達みたいになるのはやよ。
ナツコさんもうまいこと捨ててもらえるよう、
今から健康でいなくっちゃ。
んふ。
わたしね、もっとコドモにべっとりんこになるかと思ってた。
コドモのことしか頭にない母親になるのかと思って怖かった。
でも違ってよかった。
たまに不安になっちゃうこともあるけど、それは親ならきっと誰でもそう。
あの人たちにはあの人たちの世界がちゃあんとある。
ぴかぴか、きらきらしてる。
今日もあの子たちが帰ってきたらケーキ食べよう♪