生うふ帳

ふりん。

ふりん、というか、相手にも家庭があるだぶる不倫の場合。

今回も「仮定として」のお話です。

たとえば、相手のひとが土日はいつも、家族サービスの日で会えなかったとする。

自分はちょっこしならひとりで出かける時間ができるのに・・・！

あー、毎週会えない・・・とスル。

ナツコさん、わりとふりん初心者なのね。

だから、初めて知ったの、こんな気持ち。

すきなひとが、すきなひとの大事なひとと、楽しい時間を過ごしているのが、うれしい。

・・・・・

ええと。

「ナツコさんって優しい！」とか言われたいわけじゃないです。

ほんと。ほんとほんと。

自分で書いてて偽善っぽい。

でも、思っちゃうんだもん。

奥様やお子さんに代表される「大事なひと」と、

優しい柔らかい時間を過ごしていると思うと、

それで、ご家族が笑顔でいるのかと思うと、

・・・

な、

な、

涙が出てきちゃうんだもん。

う、

う、

嬉しくて、

ど、どうしようもなくなるのです。

胸のなかが愉悦でいっぱいになって、

狂おしいくらいの幸福感で充たされて、

どうしても、眼から涙になって出ちゃうんだもん。

だって、

だって、

す、すごくすごく、かっこいい男のひとだもん、すきになるのは。

そ、そのかっこよさをね、

か、家庭で発揮してない訳、ないんだもん。

うおおおおおおおお。

し、しあわせだああああ！！！

とどめておけないの、この幸福感。

ナツコさんガキだから、自分のなかでうまく処理できないの。

これ、別にだぶる不倫じゃなくても言えますね。

相手のひとに、ほかにも女の子がいて。

そしたら、すきなひとは、きっととっても素敵であろう女の子と、

しあわせな時間をすごしていて・・・・

・・・

やっぱり、うれしい。

だって、すきなひとと一緒にいてわたしが感じる嬉しさを、

その女の子も感じてるはず。

だとしたら、

とってもしあわせな女の子がこの世にひとりいるってこと。

その女の子も独身で、

もしすきなひとと結婚したりしたら、

それもまた、嬉しい

（結婚＝幸福とは思っていませんが）。

あああ。

会わなくても、連絡がなくても、ナニもしなくても、

想像するだけでこんな幸福感に包まれるなんて、

し、知りませんでした。

あああ。

し、しあわせ・・・・・

うっとり。陶酔。もうバカになっちゃうくらいしあわせ。