生うふ帳

わたしは共感能力で生きています。

「読み取る」こと。

これは女の特質だと思う。

男のひとは分析しているんだろうなと思います。

分析、だとちょっと違うかな。

体系化、システム化、といってもいいかもしれません。

ナツコさんには「母性本能」なんてありません。

世間にだらんだらん垂れ流される母性本能至上主義、

気持ち悪いなあと思っています。

母性って作り上げるものなんですよね。

アカンボ作って生んで、

そしたらいきなり母性本能がわいてきて、

「やっぱり女ってスゲー」なんてなる訳ないんです。

母乳をあげるのが一番の早道で、

母親にもアカンボにも脳内物質（オキシトン）が生じるんですよねえ。

何度も何度も授乳するたび、触れ合うたびに

仲良くなる、通じあう、リラックスする・・・・

はい、これで「愛着」ができました。

愛着は、親和は、関係は作り上げるもの。

それをねー、

女ならコドモ生んだら母性がばーばー出て、

女神みたいに強く神々しく美しくなるなんて、きもちわるーい！

児童虐待なんて今にはじまったことじゃあないです。

いつだってあるし、なくならない

（減少させる努力は必要です！）。

新生児はとくに可愛いわけでもなく、虫と猿のあいのこみたいです。

くんにゃりそこに在るだけ

（それが、それが、それが、どうしようもなく可愛い、可愛い、可愛いんだけどおおおお）。

それを様々なアンテナで共感する、それが女の特質。

母性本能なんて糞くらえです。

なんか話が脱線しました。

男のひとは物事をシステム化することで理解している

（だから概して「女心」に疎いわけですね）。

システムにも種類があるらしいんですよ。

（１）　テクニカルシステム：　コンピューター，楽器，ハンマーなど

（２）　自然のシステム：　潮，気候前線，植物など

（３）　抽象的(理論的）システム：　数学，コンピュータープログラム，統語論(シンタックス）など　

（４）　社会的システム：　政治の選挙，法律のシステム，ビジネスなど

（５）　体系化できるシステム：　分類学，収集，図書館など

（６）　運動のシステム：　スポーツテクニック，パフォーマンス，楽器演奏のテクニックなど

わー。ナツコさん、どれも苦手。

そういうのは、得意なひとに任せたいなあー。

・・・いや、できるように頑張ってみるから、

できないときは手伝ってほしいなあー。

おしょんさん（夫）は共感能力が極端に欠如しています。

これはねえ、困ります。イクないことです。

男のひとも共感、してほしいな、と思います。