生うふ帳

ナツコさん、ゆうべ、新境地を開拓いたしました。



名づけて「金縛りオナニー」！



まずですね、女性は手や器具をつかわず、



直接触れなくても性☆器でのオナニーができるんですよー。



栗りんぬ嬢は周辺の肉との摩擦、



虎の穴は筋肉の収縮でそれが可能となる。




最近のナツコさんは、ゆっくり自慰をする時間がありませんでした。



教授をつかってずっぽりぬぽぬぽするのは



子どものいない昼間がいいのですが、



夫の病院通いでなかなか時間がとれない。




でですね、「脳オナニー」を楽しんでいたのです。



妄想するだけのオナニー。



実際は妄想より先に、虎の邪夢ちゃんが欲しいよ欲しいよと哭くのです。



ねえほしいよ、ねえなめたいよ、ねえくわえたいよ、



あのおいしい棒をちょうだいちょうだい。




身をうねらせて棒を欲しがる穴に急かされて、



ナツコさんは妄想をはじめる。



入口で焦らされる、



少しだけはいってくる、



いっきに奥まで突き上げられる。




これね、全部、ちゃんと感じるんです。



カタチも、温度も、硬度も、



穴がちゃんと記憶してる。



ナツコさん、セックスしてるときはほぼ朦朧としていて



意識のない状態なので覚えてないの



（だって！だって！セックスですよ？



好きなひとと、セックスですよ？



そんなの・・・恥ずかしくて、意識なんて保ってられません！！！）。




だけど、穴はおぼえてる。



どこでどんなふうに立ち止まったか、



どこをどんなふうに擦られたか、



律動のあとの旋回、



壁のざわめき。




身体から教えられるのです。



ナニがあったか。




恥ずかしいです。



恥ずかしいですよ。




そしてね、穴の奥に棲む邪夢ちゃんは、



ナツコさんの羞恥が大好物なのです。



棒にまとわりつく恥を、



生ぬるい果物に吸い付くようにして味わっていく。




それが、脳オナニーです。



考えてるだけで白目むいちゃうくらいの快感。



電車のなかでもできますよ。




ええと、長くなったので、金縛りオナニーはつづきにします。