生うふ帳

ええと。

セックスと愛については皆さま色々ご意見をお餅、

お持ちのことと思います。

コメントでオハナシしてくださった方々、ありがとうございます♪

書いていたら、自分の意見と一般論的な部分が混じってしまい、

ちょっとわかりづらかったので

改めて「ナツコさんのこと」を書こうと思います。はい。

ええとね。

好きなひとがいたらセックスしたいのは、もう当然ですよね。

「こんな私なんて」とか「好きだけどカラダの一線は・・」とか

シない理由はいろいろとあると思いますが、「シたい」のは皆同じだと思います。

でね、ナツコさんはね、

「本当に本当に本当に本当に本当に愛し合っている男性と結ばれるの・・・」

って思ってたの。

お互いが１００％理解しあって、全てをわかちあって、

一体化してしまう、それが「愛し合う」だと思ってたです。

・・・・むむ。恥ずかしいですねえ・・・

まあ、１０代後半～２０代前半のお話ですから、おおめに見てください。

でもそんな人、いますか？

いないよー。

そんな関係、ないよー。少なくともナツコさんはないなあ。

でも、まだコドモだったナツコさんは「違うからいい」ってことがわかりませんでした。

好きなひとと同一化してしまうことばかり考えてた。

それはもちろん、強い嫉妬や依存をうむんですけれども。

だから、まだばあじんだった頃、いくら何人かと試してみても

ハイラナカッタのだと、今になればわかります。

精神ががっちがちに固いので、処・女膜もがちがちだったのでしょう。

１００％理解しあうことは「無い」ことなのに、

「無い」ものをがむしゃらに求めていたんだもの。

ナツコさんの初体験の相手は今の夫です。

夫はナツコさんが初めて心を開いたオトコなのです。

病気の母のこと、泣きながら話したのはこの人だけ。

だから身体も開いたんでしょうね。

そこで満足していればいいのに、

もっともっともっともっと自分を見てほしいし、

夫のことも全部理解したい。

それがうまくいかなくて、

悲しくなったナツコさんはセックスに「理解」や「愛」を見ようと必死でした。

愛とセックスはベツモノ、っていうのはコレのことです。

ナツコさんの「愛」の見方がまず間違ってたってこと、なの。

好きになったら寝たい。

好きなひととセックスすると気持ちいい。

それは自然なことですよね。

でも、相手の全てを吸収し、自分の全ても吸収してほしい、

全てを所有してほしい、全てを所有したいっていうのは・・・

「愛」でもなけりゃセックスの快感にもつながらないような気がするのですね。

だっていっくらシたって満足できないもん、それじゃ。

何回シても、どんな人とシても、

１００％の理解なんか得られっこないやい。

求めても得られないものを追い続けてしまうから「依存」なんだなあ。

長年のお友達、摂食障害も一緒。

いくらやせても満足できない。

夫のアルコール依存も一緒。

酒による不安感のなさ、充足感、高揚感・・・

飲まなくなれば消えてしまう。だから飲み続ける。

「愛」はあるけど「愛し合う」はかなり幻想が含まれているとおもーのです。

一方通行どうしの無償の愛が

一瞬だけ重なり合い、見つめあう。

それがいちばん素敵なセックスかなあ、

なんて思ったのですね。

えへへ。