Author:菫
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まあ年内は暗渠の端っこに腰掛けている状態ですね。
それで当初は落ち込みもしましたけど、
自分で暗闇に落っこちて、そのくせ苦しい苦しいと大騒ぎ、
ってなことになってないだけいいのかなって。
去年まではそうやって無駄に叫んでアピールしてましたから。
崖っぷちに座って、自分の水際を眺めている。
足をぶらんぶらんさせて面白がって観察している。
そのくらいの余裕ができました。
崖の後ろには荒涼としたわたしの地が連綿と続いています。
それはわたしの嵐が丘かもしれない。
まだ立ち上がって荒野を散歩する余力はないのです。
でも、ああ、わたしにはこんなに広く遠い道のりがある、っていうことを
楽しく感じる。
もちろん先に乳と蜜の流れる地があるなんて思っていませんけれど
手足がある限り歩いていきたいのです。
狼少女のような、率直すぎる手足ではなく
たおやかに身づくろいした燐光をはなつ手足で。
もう匍匐前進する必要はないなあ。
重い重いと背負っていたリュックサックのなかは
自分のつくりあげた***や*****でいっぱいで
要不要をわけて
よくよく点検すれば大したものは残らない。
身軽にいきましょう。
わたしは美しい女、
ひとりで歩く獣。
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