2ntブログ

プロフィール

菫

Author:菫
FC2ブログへようこそ!


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おしょんさん(夫)について。


おしょんのことねー、本当に好きだったんですよ。


もう一目ぼれだったです。


好きで好きで好きで好きで、好きで好きで好きで好きで。





独身のころはいっつも一緒にいたな。


お互い、時間があれば会いたかった。


平日も都合があえば一緒に夕飯たべて、できれば泊りたいの。


土日は毎週デートで、鶯谷のラブ宿にお金かけすぎて


これじゃ部屋かりたほうがいいよねって感じでした。



顔もカラダもおちんちんも理想の男だったし


中身も当時のナツコさんには理想的だったの。


あのねー、おしょんてね、


カッコイイけど暗い顔つきなの。


で、無口にもほどがあるほど無口なの。


でも仕事は糞まじめで、お酒の付き合いは120%断らないから


男性にはめたくたモテる。


会社の女子には無駄口叩かないし、


仕事しない子には非常に冷たいので怖がられてた。


だから、社内で付き合ってるの隠してたけど


わたしとは仲良く話してたから


「ねーねー、なっちゃんてオション君のこと怖くないの?なに話してるの?」って


よく聞かれました。あ、社内結婚なんですけどね。






そういうハードな感じなのに、


2人で部屋にいるときは甘あまな訳です。


電話とかね。


「母性本能くすぐりタイプ」。


もー、尽くしたいナツコさんの尽くし欲はめらめら燃え上がって、


彼の全てを引きずり出して、絶対的な欠落部分も


「でもそれでいいの、そういうあなたが好きなの」って


受け止めちゃって、


だからおしょんとしたらもう、オカーサンですよね。


ヤらしてくれるオカーサン。


怒涛の如く愛してくれる女。絶対の女。



「このひとはワタシじゃなきゃ駄目なんだわ」って。


そうやって甘やかしてスポイルして、


本当に


「ナツコがいないと生きていけないんだよお」って土下座する男にしてしまいました。


・・・・反省してます。


尽くしたらいけなかったよ。


「あなたじゃなくちゃだめ」


「あなたがいないと私には何も残らない」


そんなふうに愛したらいけなかったです。


・・・・でも、自分でも危機感もって、


色んな男と寝たり遊んだりしたけど、好きになれなかったんだよなあ・・・・





だってね、でもね、


そんなふうにずっとずっと一緒にいても、


好きで好きで好きで好きでたまらない男の背中にしがみついて


その匂いを思いっきり嗅いでいても、


不安で仕方なかったもの。


いつもどこにいるか知りたくて、嫉妬ばっかりして、


どれだけ求めても足りなくて。


結婚したら不安の塊になっちゃったもん。


精神的に依存した私がいけなかったです。うちは共依存ですけど。




今は違うのね。


好きなひと、マキオさんね、


あ、マキオさんについてはコレ見てね、 


http://ameblo.jp/tumagari/entry-11081918373.html 



ゼンゼン会えないしね、


電話で話すってこともないしね、


携帯でメールのやりとりなんてしないしね。


でも、


マキオさんが好きだなあって思うとすんごく満足するのです。


それはねー、


お互い依存しないからなんですよね。



なんか、こういうこと書くとまたいけないのかもしれないけど、


ナツコさんは初めてふりんしてみて、


ふりんっていいなあって思ってしまいました。


もともと家庭があるっていい。


そこでもう、自分だけのものにしようなんて思えない。



マキオさんはねー、


ナツコさんがへこんでいるとき、


「辛くて優しくされたい時は、ひとに優しくするといいよ」って教えてくれたのです。


「なつこが大事だよ、僕だって会いたいよ、好きだよ、


本当なら今すぐ会いにいって抱きしめてあげたい」


なんて言われるより


100倍もうれしかった。


こんなに優しくされたこと、今までない。





ナツコさんの毎日はなんにもないの。


朝のうちに家事おわらせて、仕事して、


子ども迎えにいって、ゴハンたべてお風呂はいって


皆で遊んで寝かしつけて、


それもいつも全部ひとりで。


子どもが病気になったら、その日が雨だったりしたら、


タクシー呼んで救急つれてって、


もうひとりの子がうるさく愚図るのも相手して。


家庭のなかも、そとも、頼るひとなんていないの。


家庭のなかで柔らかい甘い気分になることなんてないの。


それで悲しくなっちゃったら、


子どもにうんとうんと優しい声で、柔らかい笑顔で話しかけるの。


そうすると本当に疲れない。






だからねえ、


おしょんのこと好きだった時よりうんとうんとしやわせ。


あんなに大好きだったひとと結婚して、


今はこんなに大きく優しくされて、


贅沢ものなのです。うふん。




コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://natsuko1118.blog.2nt.com/tb.php/1468-0411cb48

 | BLOG TOP |