生うふ帳

お慰め様、お道具さま、玩具さま。

好きなかたが側にいない限り、この無機物がないとわたしは夜も日もありません。

皆様の胸に去来する

「好きなひとってどんなん？」という問いさえも

わたしの欲望が飲み込んでいきます。

片思いの相手は古今東西変わらず、いつも甘くて冷たい存在。

甘さが胸を焦がす、冷たさに壺は溢れる。

玩具ちゃんのお支払、すんでません・・・

子ども２・天照が昼寝してしまったのでお出かけできませんでした。

ひとり遊びしている間に、銀行の振込み時間は終わり。

金曜日でしたから、週明けまでお預けです。

今なら変更できるんですよね。

どうしよう・・・

わたし、にく芽ちゃんより、にく壺ちゃんを可愛がりたいのです。

だって初めて知ったんですもの・・・・とりこです。

皆様のご意見を拝読しますと、電魔ちゃんて、にく芽派なのですね。

でもねえ、電源がとれるものでないと・・・・

電池を買っても買っても追いつきません。

まるで電池中毒患者のように、いつでも電池を買い求める人妻ナツコ。

いちばんいいところで電池が切れてしまう、あのせるふ拷問、いや・・・。

なんだか、ぜーーーーんぶ買って試してみたくなります。

妄想のなかだけですけれど、

全ての日常をなげうって、お道具の品評会だけに身を投じたいなあ、とか・・・

ううん。

全ての日常を放棄するのなら、

好きなかたに愛に生きたいです。

あ、この変換↑、無作為です。

でもいい。

恋に胸を焦がすわたしが

欲のみに突き動かされる虎にまたがり、

好きなひとのもとへ駆けてゆきます。

無我夢中になっているうちに両者は溶け合い、

わたしは四足歩行で夜を駆け抜けていく。

野を抜け、谷を越え、山に迷い、走り抜けるうちに衣服は破れ剥がれ落ちて、

はだかのわたしで会いにいきたいのです。

なんの作為もない。

なにも考えていません。

ただ、恋しいだけです。

ただ、交わりたいだけです。

ただ、温かみを感じたいだけ・・・です。

理由もなく涙をながす、

生まれたままのわたしがいるだけです。