Author:菫
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コドモたちはおやつを食べて、キャンプごっこに興じている。
リビングでは今宵もバーナツコ開店中。
れっつ人妻ガールズトーク。
今宵のお相手は「お隣ちゃん」。マンションのお隣ちゃん。40代。
桃色が隣ちゃん。
「えー、だってわたし、せくすが楽しいと思ったことないもん」
「ええー!そうなのー?
じゃあ、あの、頭がまっしろになってー、とか、ないの?」
「ないよ!!そんないいことないよー!」
「いわゆる、昇天、とかも?」
「アリマセン。どこにもいってません。ただ演技してるだけだよお」
「おしょんさんとも?」
「うん。だってさ、いってほしいってわかるでしょ。だったらそれに答えなくちゃって。
このたいいのときは、いってほしいのかなーとか」
「・・・冷静なんだねえ」
「うん、冷静かも」
「わたし、こんなだけど、隣ちゃんは見かけによらずすごいねって言われちゃうんだ・・・」
「(最初からそう思ってた。地味すぎるほど地味なのに、端正な美人で、やらしい)
えー、どど、どんなこと?」
「そんなすごいことはしてないよ。からだに蜂蜜を塗るとかさあ、かわいいもんだよ」
「は・ち・み・つ!!やらしいいいいい!ナニソレ!」
「え、そんなやらしいですかー?」
「やらしいよ、だってそれ、なめるんでしょ?」
「それは、まあ、もちろん」
「わたしも、相手のに何かかけたことはあるけどねえ・・・自分にはないな・・・」
「何かって?」
「ヨーグルトとか、アイスとか?あと、氷くちにいれてとか」
「へえええ。色々だねえ」
「色々だよねえ。旦那さんとも、楽しめたの?」
「それがさー・・・旦那ちゃんはね・・・・」
「ないの?」
「ないの。なんか真面目なの」
「ハイッ、モミマス。イレマス。ハイッ、イキマス。みたいな?」
「そうそうそうそう」
「もう何年してない?」
「・・・・えーと、3年、4年。4年だよ!」
「4年・・・・長いね。それはもう外注だよ」
「外注かなあ」
「外注だよ!外注しようぜ!」
「だってさあああああ。した後に、罪の意識がおそってきそうでえええええ」
「なんで?なにが罪なの・・・・?」
「だって、結婚したんだよ?神様のまえで、約束したんだもん。法律とかもあるし」
「あー、契約。でもさ、いま、足りてないんでしょ」
「足りてないねえ」
「じゃあ、契約破棄じゃん。足りると思うから契約したんでしょ」
「まあ、そうなんだけどねえ」
「外注だ!外注だ!」
夜はふけゆく。
ビールのんで梅酒のんで、納豆つついて、コドモ4人いっせいに風呂にいれて、
それぞれの外注に思いをはせる人妻二人。
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