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菜摘子さんの壺様は新たな刺激を求めていらっしゃいます。

 そこで思い出したのが「股縄」。

去年の夏、濡れない、感じない、不感症である己を発見して 焦った菜摘子さんは、

自ら色々挑戦してみたのです。

毎日必ずオナニーすること。

のーぱんで過ごすこと。

 スカートのーぱんでお出かけすること。

お外でオナニーすること。

それでもいっかな濡れないのに業を煮やしていたころ、

その道の達人にアドバイスを受けたのでした。

 曰く「のーぱん股縄散歩でも試してみてください」。

「股縄」なるものがナニか、

よくわからなかった菜摘子さんは 「なわ・・・?ふうん」と思ってそのまま忘れてしまいました。

ま、要するに「縄」に関心がなかったのです。

 心ひかれていれば、すぐに試したはずですから。

 そのアドバイスを今頃思い出したのですね。

達人様のお書きになったレクチャーを読み、 早速試してみることにしました。

だいたい、股縄ってなんなんでしょうか??? 33a4235a.jpg








左の縄はミスです。 これじゃ細すぎました。

右が正解。
 
なんだか・・・・ずいぶん・・・・太いですよね。

わたしの太もものことじゃないですよ。はい、とても太いですけど。

 綿ロープ。

菜摘子さんはホームセンターで1m130円、4m購入しました。

「あの。綿ろーぷってどこですか?」 と聞くとき、本当の用途のことを思いちょっと恥ずかしい。

家族と一緒でしたので、用途はなにかと皆に尋ねられ、それもちょっと困りました。



お店で切ってもらうときに床についていたので、

おうちで手洗いして、陰干ししました。

さあ。 家族が寝静まった夜更け。

達人のレクチャーを手元に、縄を身体にあててゆきます。

・・・おや?

 ん?

コレハナンカ・・・・

あら?

妙な予感を胸に完成いたしました。


 「・・・・?これでいいの?」

 できあがったのは、女相撲のようなどすこい姿です。

腰骨や恥骨が浮き出ているような華奢なお尻でしたら 白い縄もはえるのでしょうが、

 あの太ももをご覧になればおわかりのとおり、 菜摘子さんの尻はとってもでかいのです。

 うーん。でも仕方ない。

グレーのミニスカワンピ、黒いモヘアのカーディガン、

それに黒いブーツでお出かけです。

 ・・・・さぶい。

尻に風が直撃します。

さ、さむいです。

両足をすり合わせるようにしして歩きます。

 ・・・おや?

・・・ ・・・ むむ。



あの糞親父、騙しやがったな・・・・



達人様のアドバイスに「股縄自体は気持ちのいいものではない」 とあったのです。

 ・・・・

・・・・・

・・・・もしかして、あなたが、ですか?

そりゃあアドバイスしているあなたは気持ちよくないかもしれません。

でもこんなの股に喰いこませてる身になってごらんなさいな。

ちくしょう。

喰いこませる股がないからわからないわね。


 ぷりぷりしている場合じゃありません。

意識しだすと、一歩歩くごとに

ん、 んん、 とむずむずもじもじしてしまいます。

うーん。 これは・・・、

もうちょっと位置をずらしたほうがよさそうです。

 真夜中の道路で、スカートに手をつっこみ、

縄の位置を変える36歳の人妻。


あ。



あ。

ほら。 変えたら、ね。

 ・・・ ・・・ 寒いんですよ。

寒いんですけど、 うん。

あのー。

声がね。

出ちゃうんですよ。 うん・・・

 んー。


だってね。

歩くでしょ。

そうするとね。



 ん。


んんー。


わたし、近所の教会の壁に手をついて一休みしてしまいました。

・・・えーと、リポートですよね。

なんというかですね。 まっすぐに歩くのが、なかなか難儀です。

 まあとにかく、何とかお目当てのカフェにたどり着いて、

暖かいカフェオレにありつきました。

ふう。

でもねえ、座るとね、スカートが上にずれるでしょ。

 のーぱんらいふには慣れている菜摘子さんですが、

縄は・・・・コレハ・・・ミエタラハズカシイ。

 そう思って居住まいをただすと、またぐいっときたりして。



 とっても雰囲気のある、大人専用のカフェ。

もう零時近いこともあり、全体的にゆるやかに開放的な空気もただよっています。

 ひとり、普段すわない煙草をすってみたり 「細雪」を読んでみたり、

ただぼへーっとしたりしていた菜摘子さんに 若者が声をかけてきました。

 常連さんらしく、何人かでお店のマスターとおしゃべりなさっていたのです。

 「うるさくてすみません」かなんか仰るので

 「いえ、大丈夫です」とお答えしますと こちらに近づいていらっしゃいました。

 上地雄輔さんみたいな男の子です。

「ひとりできてるんですか」 「はいー」 とかなんとかお話している間も、

 喰いこみが気になってどうも落ち着きません。

いやだなあ、この男の子になんかでコレ見えちゃったらどうしよう。

もちろん、そんなもの見えずに談笑して終わりましたが、

 どうも意識してしまいます。




 帰り道は、すごかったです。

好きなひとのことを思ってしまったのです。

単純な摩擦が、脳内で愛撫に変換されて、

 冬の夜道をふらふら蛇行しながら帰りました。

 声がもれてしまうので、 赤い手袋で口を押えながら。




 ということで、性的リハビリテーション、

 股縄散歩。 皆様もぜひお試しくださいませ。

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