生うふ帳

はふー。

ナツコさんお疲れ様でーす!

子どもたちも寝てなんか癒しの飲み物を・・・・と思ったけど何にもなくて。

ジュース飲む気分じゃないし珈琲も紅茶も今いらない。

やっぱお酒かなあ。

ビールない、梅酒ない、焼酎とラムとウイスキーはあるけどなんか気分じゃない。

んー・・・

あ！

あったー！

ずーっと前にガールフレンドが送ってくれたビール！！わーいわーい。

てことで枝豆をアテにバーナツコ開店です。

ま、いつ娘が起きてくるかわかんないんですけども。

あ、抗鬱剤もう飲んでないからだいじょぶです。一日で元通りになった。

いっつもこうやってひとりで飲んでるんですけどね。

わたし、お酌するのってダイキライです。

最初の一杯くらいはね、まあね、ご挨拶だから。

でもねえ、とくにビールね。

飲みさしの上に注ぐのってヤーじゃない？

自分のペースで飲みたいわあ。

ビール瓶もってうろうろしたり。

ああ、会社の飲み会ってそういうのがヤーだったなあ。

とくにねえ、

「なっちゃん彼氏できないの？」とかねえ、そういうの、ヤ！

まあ、時代の波で「せくはら委員会」なるものが社内に発足したりしたので

だんだん減りましたけどね。

あとね、合コンも居心地悪いのね。

ナツコさんねえ、見た目、ふつーのちょっと地味な女子だったの。

最新流行のお洋服とかきないで、いつもわんぺーすにカーディガンのひとだから（今も）

男子もね、話しかけやすいのです。

で、化粧も薄いし髪の毛つやつやつるつるのロングで

（これだけは自慢だったけど２人出産して鬼奴状態になりました）、

色白地味顔、巨乳（今はたれたれぱいぱい）、おちびだからね、

女を上から見たい、「守ってやりたい」なんてスグ思う男子に目をつけられやすかった。

で、「なにが趣味なの？」って聞かれるでしょ。

「んー？読書」

「へえー、何よむの？俺最近＊＊＊読んだ」

＊＊＊にはその時の話題の新刊を。

　　　（ここで天照、ゲボ。

　　　色々が済み、ちょこっと煙草など吸ってみて、今はコーシーを飲んでおります）

ナツコさんが合コンに参加してた時代は

「なになに、赤川次郎とか読むの？俺シドニィ・シェルダン読んだんだけどさ」

みたいな感じでした。

これにさあ、わたしがどうやって答えたらいいわけ？

「今読んでるのは関川夏央と山田風太郎です」って答えていいの？

「こんどデズニールンドいこうよー♪」

「わたしあそこ大の苦手なんです」って答えていいの？

「＊＊って映画みたいなって思ってさー」

「なんで誰かと映画館にいくんですか？

　見てるときはひとりだし。ひとりで行けばいいのに」って答えていいの？

「・・・じゃあ、何が好きなの？」

「散歩と昼寝」って答えていいの？

そういう煩わしさがないから今の夫と結婚したんだよなあ。

　　　　　（天照、ねむれない。あちこち移動して眠る場所を探す。

　　　　　　まるで夏場の猫みたい）

うーん。

わたしに合うひとっているんだろうか。

ああ、今度生まれてくる時は心底かわいらしい女の子になりたひ。