生うふ帳

キッチンで何かがおこったらしい。

朝、気づいたらこの状況。

急いで抱き上げる。

いつ見ても、これ、わざとなのか、ただの皺なのか判断に苦しみます。

ちぃぽぽちゃん可愛い♪大好き♪

家族４人で食卓を囲んでいたときのこと。

子ども１・月読がいきなりこう言いました。

「おかーさんもさ、好きなひととラブラブデートしたら？」

・・・・わたし、素で固まってしまいました。

横目でおしょんさん（夫）の顔をみる。

ここで失敗してはならない。

「えへぇ、月読、デートなんて知ってるの？

ねえ、おかーさんの好きなひとってだれ？」

「おとーさん」

「そうかー！そうだよねー。ママもおとーさんとデートしたいなあ。

でもできないもんなあ・・・デートってふたりだけでするんだよ」

「なんで、ボクたちが保育園いってるときすれば」

「いいの？いいのー？おとーさん、デートしていいって！」

おしょん、もちろん無言。

ここで畳み掛けます。

「なんで無視するの？ネエネエ、でーと。でーとしようよおおおお。

ふたりでお出かけなんてずっとしてないもん、でーとでーとでーとでーと」

「あーーーーーーうるさいッ」

「うるさくないっ。うるさくないよっ、妻がデートしたいって言ってるんだよ。

　可愛い息子がデートしてきなって言ってるんだよお。

デート！ちゃっちゃ、デート！ちゃっちゃ、デート！」

（母子３人でデートマーチが始まっております）。

「ねえねえ。ママどこにいこうかなあ」

「おかーさん、おとーさんのちΩこさわりほうだいだね」

「そうだね！！さわらしてくれるかなあ？おとーさん、さわってもいい？

ねえねえねえねえねえねえ、ちΩこさわってもいいいいい？」

「ああああああ！もう！

お前は俺のちΩこにしか興味がないのか？？？」

「・・・だって、他に何がアルノ？ちΩこのほかに何があるの？

もっといいもの、くれるの？」

「もういい。ごちそうさまでした」

ふう。問題回避。

演出一切なしです。

わが家はいつもこんな感じ。

わたし、ちΩこっていうの、ものすごい抵抗がありました。

そんなの絶対言えないって思ってたのですけど、

男児のハハともなるとそうもいかないのです。

それはいいとして、

デート・・・

そそそ、そそそ、そんな恥ずかしいこと、

ででで、できない。

できないよーーーーー！！

恥ずかしいことにちょうせん、の続き。

わたしは本棚に結婚写真を飾っています。

故意にです。

もちろん、これは課題です。

自分で選んだんだ、っていつも見つめなおします。

結婚式といっても、浅草で７万円、という簡素なものでしたけど。

親のためですよね、結婚式なんて。

お互いの母、わたしの祖母、お互いの友人が何人か。

雨女のわたしは、この日も降らせました。じゃあじゃあと。

角隠しびしょぬれ。

顔も濡らしました。

式が終わって、皆さんの前でご挨拶したのです。

「これからも宜しくお願いします」と。

「なっちゃんが泣いたの初めて見たもん！あれは良かった(*^▽^*)」

って、お友達に今でも言われます。

恥ずかしい。

花嫁さんは、

（離婚するってわかってるのに、　結婚します。

だって行きつくところまでいかなきゃ、どうにもならないんです。

ごめんなさい）

そう思って泣いたの。

指輪もしないといけません。

わたしが選んだ鎖です。

あ、新婚旅行のギリシャはよかったです♪

皆さん、新婚旅行はどこに行かれましたか？

どこに行きたいですか？

わたしは、ガラパゴスに行きたいです。

このあいだ、夜中にしていて、

全部脱いで、そのまま寝てしまったのです。

あさ、

「おかーさん、なんで裸なのーっ☆」と嬉しそうに叫ぶ子ども・・・

きっともう少ししたら、あっ、て思うよ。

そしたら君も堂々と隠れてしよう。

おかーさん、ティッシュはいつも切らさないように、収納庫においてあげるからさ。

もっと小さいころは、せっくすを見られたりもしました。

寝ぼけて起きてくるから

「ああ、どうしたの?」と抱いてそのまま授乳へ。

未婚のかたには信じられないでしょうが、

隣で寝ているのにできるようになってしまうものなのです。

夫なんて、絶対、できないと思ってたんだけどなあー。

で、してたらどうしても声がでちゃって、

起きちゃったみたい。

しばらく静かにして・・・

また始めて、また声がでちゃったのです。

そうしたら、寝たと思った隣の布団から

「イヤッ」

という真似っこが聞こえてきて・・・・、

笑ってしまいました。

あと、貝撫を見つけられちゃったこともあったなー・・・

きょうだいで、

「みてみて?、あかちゃんが動いてる?♪」って楽しそうにしてました・・・

もっと気を付けましょう。はい。

ごめんなさい、また家庭のお話です。

いま現在の子どもへの気持ちですが、

以前から比べたらかなりフラットになってきました。

でもね、やっぱり「かわいくない」という思いはどこかにあります。

傍からみたら、すんごい仲良しに見えてると思いますが。

なぜ「かわくない」と思うようになったかを考えないといけません。

それは、夫から大事にされなかったからですね。

これが解消されないと、この釘は抜けないでしょう。

でも、夫は病人です。

アルコール依存症って、心も体も蝕んで、けして、けして、なおることはない。

一生お酒を飲まないことだけが回復への道です。

脳が縮んでいくのですから、どんどん言動も変化する。

今は会社員として、ふつうに働いていますけれどね。そして、特に支障がないみたい、ですが。

アルコホリックの暴言ってすごいですよ。

妊娠していて、もう生まれそうな時期のわたしに

「お前なんか死んでもいい」って言って、覚えてません。

母が死んで、わたしたち夫婦が通夜守りしたさい（身内が遺体と一晩すごす）

もちろん飲んで、踊って、転んでけがして怒って、

わたしのことなど見向きもしませんでした。

結婚前に妊娠したかも、と言っても「無理」でおしまい。

かれが結婚を持ち出してきた時ですよ。そのまま泊まっても、何も話さない。

翌日「じゃあ別れよう」という、と「へ？」、覚えてません。

こんな話、あげてたらキリがない。

病人と気づくのに時間がかかりましたし、知ってからもこの病気を理解するのは大変でした。

いまは、「夫が悪いのではない。病気がさせている」と素直に思えますが、

なぜ自分はこんなに酷く扱われるのか、結局は自分のせいにして苦しんでいました。

これを和らげるには、やっぱり、夫が抱きしめてくれる以外ないでしょう。

いまは触れたくないけど、そのなかにはやはり、抱きしめられたい気持ちが

あるにきまっている。

でも、悲しいとき「抱きしめて」と言っても、かれには「できない」のです。

できない、ひとが、いるんです

（それはかれもしてもらってないからなのですが、長くなるので省略）。

できないことを要求される、その悲しみ、その苦しみ。

いつか和らぐ日がきてほしいなあ。

その日がきたら、子どものこと、「かわいい」って心から思えるはずです。

だって、愛しているのですから。

ね、ほんとに、妻の心の安定って大事なんですよ。

・・・、わたしが選んだ結婚だから、後悔してませんよ。

あの夫と結婚しなくても、同じようなひと結婚していたはずです。

うんとうんと冷たくされて、殴られて、やっと、わたしは

共依存から逃げ出すことができた。

逃げ出すための結婚だったのかなと思います。

でもね、わたし、いま、たのしいですよ。

だって前は性欲のことなんか、考えてる暇なかった。

暗闇のなかでつかんだお仕事も順調だし、

離婚したいっていう大きな夢もあるし！

（離婚については、また書くかもしれません）

今日ね、家庭の犠牲者となった子ども１・月読が

「ママのおなかにはいりたい」って言いました。

甘えてくれることがない子が、こんなにプリミティブなこと言うなんて。

抱きしめて寝かせました。しあわせです。